いろいろな菜花 料理しました。
前回紹介した菜花たち、それぞれの特徴を生かして料理してみました。
前回のブログはこちら
茹でた菜花ひとつひとつの味を確認して、合いそうな食材を想像して…
キャベツ菜花はキャベツと合わせてみました。親子っ!
キャベツ菜花の甘味は、塩味の効いてるものと合わせると引き立つ!
◼キャベツ菜花とキャベツのアンチョビソテー
◼キャベツ菜花と鮭のロールキャベツ
キャベツ菜花×アンチョビ
キャベツ菜花×塩鮭×クリームチーズ
小松菜菜花は、小松菜の特徴を生かして…
小松菜は、油と相性がいい。栄養面からみてもカロテンは、油と一緒の方が吸収力が高まる。
◼小松菜菜花と油揚げの塩昆布炒め
◼2色小松菜菜花のナムル
小松菜菜花×油揚げ
小松菜菜花×ごま油
かぶ菜花は、かぶらしい味と香り、えぐみがあるのでアクセントになる味のものとあわせるとより美味しくなる。
◼赤かぶ菜花のわさびツナマヨ
◼聖護院かぶと鶏むね肉のバター醤油パスタ
かぶ菜花×わさび
かぶ菜花×バター醤油
山東菜菜花は、すっきりとした味。山東菜は、漬け物に使われる葉野菜なので出汁やゆずと合う。
◼山東菜菜花としらすのお浸し
山東菜菜花×出汁&ゆず
クレソン菜花の香りは優しい味でまとってあげると、誰でも美味しく食べられる。
洋と和を調和させるのに、アクセントに粒マスタードを。
◼クレソンと生ハムの洋風白和え
クレソン菜花×豆腐×粒マスタード
紅菜苔は、生で美味しい菜花。塩味のあるものと合わせて香りを足してあげると、甘味が引き立つ。
◼紅菜苔と生ハムの生春巻~大葉ジェノベーゼソース~
アスパラ菜のアスパラのような味を生かすなら、バターと合わせると美味。
◼アスパラ菜のジャーマンポテト
◼アスパラ菜のポテトサラダ
アスパラ菜×バター×じゃがいも
他にも穂先を飾ってあげるだけでも、いつもの料理が華やかになる!
菜花ってホントに可愛らしい野菜(*´▽`*)
美味しく食べてもらいたいので、茹で方のポイントもご紹介!
茎、葉、穂先に分ける。
熱湯にまずは茎のみ。
時間差で穂先、葉を茹でる。
葉や穂先はさっとくぐらせる程度。茹でたら我が家は氷水にとらずに広げて熱をとる。
このほうが、菜の花の繊細な香りや苦味が残る気がします。氷水にとると、どうしても水っぽくなってしまうのが気になります。
蒸すのもオススメ!
旬のものは身体にとっても必要な栄養素、エネルギーを持っています。
次回は、菜花の栄養やエネルギー話を書きたいと思います。
野菜・果物の力をかりて今日も元気に♪心を豊かにお過ごしください(*'▽')ノ
いろいろな菜花あつめてみました!
だんだんと暖かくなってきましたね(*'▽')🌼
春野菜もいろいろスーパーに並び、売り場が華やかになってきました!
この時期の野菜たちは、エネルギッシュで好きです♪
春野菜の中で私が好きな野菜のひとつ【菜花】について今回はご紹介をします。
「菜花」とは「アブラナ科植物の若芽の総称」で、本来アブラナ科の野菜はすべて菜花になります。
みなさん、ご存知でしたか?私は野菜ソムリエになってから初めて知りました。
アブラナ科の野菜は、たっくさんあります。
キャベツ、カブ、白菜、小松菜、チンゲン菜、大根などなど…
これらの野菜は冬を越し、春になるととう立ちして花を咲かせます。
アブラナ科のすべての野菜が菜花になるってことです。
ちなみに、スーパーなどでお見掛けする「菜の花」は、実は菜の花用として品種改良された野菜です。
今回は、10種類を菜花そろえてみました!
野菜は眺めるのも好きなので、並べて少し見とれました❤(*´ー`*)
それぞれ茹でてみました。味の違いについてまとめます。
【キャベツの菜花】
菜花からもしっかりキャベツ特有の、噛むと味わえる甘味を感じる。
葉はしっかりとした厚みがあり、少しくるっと丸みをおびている。
【小松菜の菜花】
【紫小松菜の菜花】
どちらも、小松菜らしいえぐみがほのかにあり、苦味は控えめ。葉は小松菜。笑
※紫小松菜菜花の紫色はアントシアニン。水溶性のため、茹でると色が抜けてしまう。
酢水で茹でるか、炒め食べると色が抜けにくい。
【赤かぶの菜花】
【聖護院かぶの菜花】
葉や茎もしっかり かぶの味と香りで、菜花らしい苦みもある。
葉も花芽もしっかりとしている。
【山東菜の菜花】
香りがよくスッキリとした味わい。
えぐみや苦味も一切なく食べやすい。
【ルッコラの菜花】
ルッコラ特有の辛味があり、菜花らしい苦味もある。
クセになる香り。
【紅菜苔(紅菜花)】
生で食べられる菜花
茹でると少しぬめりがあり、
紫小松菜菜花同様、茹でると緑色になる。
シャキシャキっと歯触りがよい。
【アスパラ菜(オータムポエム)】
その名の通りアスパラのような味とシャキシャキとした食感。
茎部分は他の菜花に比べて細くしっかりとしている。
【チーマ・デ・ラーパ】
イタリア菜花。しっかりとした苦味があり、葉も花芽もしっかりとしている。
菜花とひとくくりに言っても、どの野菜の菜花かによって、味も異なるので料理法や合わせ食材を変えると面白いと感じました。
マルシェや直売所に行くと珍しい菜花に出会えるかもしれません(*^^*)
次回はそれぞれ特徴を生かした食べ方を紹介します。
野菜・果物の力をかりて今日も元気に♪心を豊かにお過ごしください(*'▽')ノ
ブログはじめました♪
はじめまして。野菜ソムリエとして活動しています森加奈子です。
食べること、植物を育てることが好きで興味を持った“農業”
東京農業大学で本格的に学び、研究室では高糖度トマトの研究をしていました。
卒業後はサラダを販売する会社に勤め、野菜の美味しさや食卓を華やかにする彩りの美しさに感動する毎日でした。
自身が大学で感じた、野菜・果物の魅力や農業の大変さ・楽しさ、作り手の想いや声を伝えることで、食事をもっと楽しく大切な時間と感じてほしいと思い、2014年野菜ソムリエとして活動を始めました。
主な活動としては、週に一度 飲食店の定休日を借りて『野菜ソムリエの定休日食堂』を運営。
https://www.facebook.com/t.k.b.shokudou/
自分で畑を見て、作り手の想いを聞いて、心が動いた野菜や果物を中心に、1日に食べて欲しい量や食べ方の提案、珍しい野菜・果物の紹介をするカフェ食堂です。
その他にも、農家から直接仕入れた野菜・果物で作るコールドプレスジュースの店『EJ JUICE&SOUP』にて、商品開発と店舗マネジャーを兼務
食べることは、皆さん当たり前にしているかと思いますが
心を整える食事・
をたくさんの人に知って欲しい。
野菜について 食べ物について 身体について… 日々学んだことを発信していきます♪
どうぞよろしくお願いします(*´▽`*)