週に一度の私の楽しみ♪
昨日は、週に一度の出勤日♪
飲食店の定休日を借りて営業する【野菜ソムリエの定休日食堂】の営業日でした。
https://www.facebook.com/t.k.b.shokudou/
今月より、テーマ野菜がトマト🍅
野菜ソムリエの定休日食堂では、スタッフそれぞれが得意料理や作りたいメニューを作ります。なので和・洋・中・エスニックいろいろです!
私の今月のメニューは、
◆トマト麻婆丼◆
◆大豆コロッケ~トマトソース~◆
◆そらまめ豆苗のサラダ 塩レモンドレッシング◆
◆和風トマトビシソワーズ◆
自画自賛ですが、どれも美味しい!だって素材が美味しいから!
もっちろん、素材の美味しいが引き立つように、素材と向き合い語りかけてます。
野菜と会話ができるようには、まだ慣れていませんが、インスピレーションで返してくれます。怪しいですが本当です。笑
私が、野菜ソムリエの定休日食堂の仲間となり、料理をする理由は
・野菜の美味しさや食べ方の新発見をしてほしいから
・つくる人の想いやこだわりを伝えたいから
昨日も、野菜に関心のあるお客様が多くご来店くださり
たくさん質問してくれたり感動してくれたり…♡
なんとも幸せな営業日でした(*´▽`*)
カウンター6席、個室1部屋の小さなお店なので、お客様とお話しながら料理ができるのが嬉しい(^^♪
これどうやって作るの?
何が入っているの?
こういう質問も私は全て答えます。隠し味も、隠しません‼
普段の食事でも、ちょっとした工夫を取り入れてほしいから。
当店で食べたのと同じように、家でも野菜たっぷりで食べてほしいから。
料理をすることを楽しんでほしいから。
昨日も、お客様から
『そっかーここにトマト入れたら、こんなに美味しいし、きっと家族も野菜たくさん食べてくれるかも!トマトはいつも、トマトだけで食べてた。』
『ヤーコンってこんな美味しいの?食べ方知らないから買ったことなかったけど、今度見かけたら絶対買う!』
って言ってもらえて…
くぅーーーーーーーー(ノД≦)♡っと叫びたくなるほど嬉しかった!
週に一度の野菜チャージに♪オススメな野菜ソムリエの定休日食堂ですが、私自身も週に一度の営業日を楽しんでいます!
野菜に触れること、お客様にお伝えできること、スタッフ同士で勉強し合えることが、楽しくって仕方がないのです(*'▽')
野菜・果物の力をかりて今日も元気に♪
心を豊かにお過ごしください(*'▽')ノ
三浦さんにもらった赤ねぎちゃん
今回、分けてくれたネギは去年の5月に植えたもので、雪の時期も耐えた子たち。
こんなに雑草が生えてても、ネギは元気‼
今回いただいた赤ねぎは、根っこに近い部分が赤いのが特徴
外側だけ赤いので、剥きすぎ注意!
さらにこの赤色はアントシアニン色素で、水溶性なので、茹でると色が抜けてしまう。
酢水で茹でるか、焼くのがオススメ!
味が濃いのでただ焼くだけでも美味しい!
さらに今回は、オリーブオイルで焼いて、コンソメスープに浸した
◆赤ねぎの洋風お浸し◆
葉っぱの部分は、刻んでチャーハンに
お米よりネギが多い(^-^;
◆ねぎとしらすのチャーハン◆
これまた美味でした!
さらに常備菜として
◆赤ネギのネギ塩◆
焼いた鶏肉にかけたり
お豆腐に乗せてもおいしい♡
美味しさの秘訣は、三浦さんの野菜への愛と栽培方法
次回は、三浦さんお畑の土づくりにかかせない有機質肥料、牛さんの堆肥について書こうと思います(*´▽`*)
野菜・果物の力をかりて今日も元気に♪
心を豊かにお過ごしください(*'▽')ノ
有機じゃなくって勇気?
有機じゃなくて勇気…????
一回通り過ぎたけど、気になって戻った。
興味津々で野菜を見てたら、中からこの直売所の店主でもあり野菜を育てている三浦さんが出てきて、野菜のこと農業のこと嬉しそうに教えてくれた。
(2014/11/13 初めて訪れた時の直売所の野菜たち)
栽培方法としては有機栽培と同じく
有機質肥料与え、化学肥料・農薬を使わずに育てている。
有機JAS認定を取っている作物でないと有機栽培、有機野菜とは表記できないのが国の決まり。
有機栽培について詳しくはこちらを↓
有機JAS認定を取り続けるのには、費用も時間も要するので
その費用と時間は全て野菜に使いたい。
自分が伝えられる範囲の人たちに、理解して食べてもらえたら十分。
というのが三浦さんの考え
だから有機じゃなくて勇気と表記している。
その考え方が好きで、2年半前に出会ってから月イチで通っている。
私のお仕事のひとつ『野菜ソムリエの定休日食堂』でもこの野菜を取り寄せている。
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三浦さんのトマトとスイスチャードを愛するがゆえにできたメニュー
店頭でもトマト、とうもろこしが人気!
あぁ~夏が待ち遠しい‼
鳴沢村は標高970mなので4月の上旬に行ったときはまだ雪が降るほど寒かった。
(2017/4/2の鳴沢村 国道)
4月の中旬ぐらいから暖かくなってきたので、ようやく土づくりを始められるようで
4月末に、有機質堆肥を畑に撒くところを見せてもらった。
土づくりが1番大事!
土をしっかり作ってあげたら、あとは野菜たちが頑張って、虫から自分の身を守ったり栄養のぎゅっと詰まった実をつけたりしてくれるんだよ。
っていつも愛おしそうに教えてくれる。
化学肥料をあげると細胞が3倍になるから、短期間で大きく成長するんだとか。
三浦さんの野菜は、自然のまま育てているから小ぶりだけど美味しさがぎゅっと詰まっていて、味が濃い。
エネルギーもすごく感じる。
胃じゃなくて心に入る感じ。
今回いただいたネギもぎゅっと小ぶり
採れたてをその場でいただいたんだけど、甘味があって後からふわっとネギらしい辛味がくる。
味が濃いんだけどすっきりしてる。
この赤ネギちゃんについて次回は書こうと思います。
野菜・果物の力をかりて今日も元気に♪
心を豊かにお過ごしください(*'▽')ノ
無農薬栽培、減農薬栽培、特別栽培って?
前回のブログで有機栽培について書きましたが
今回は 無農薬栽培、減農薬栽培、特別栽培について書いてみます。
まず 無農薬栽培 とは…
栽培期間中に農薬を使用せずに栽培すること
有機栽培とは異なり、種まきや苗の植え付け以前の農薬の使用(土壌消毒なども)についてや周囲からの飛来・流入についての規定はなく、審査や認定がありません。
さらには農林水産省はこの表示を認めていないのです。
農林水産省が認める表示は「農薬:栽培期間中不使用」
人によっては、有機栽培より安全性が高い、または同じように安全なイメージがあるかもしれませんが、実は基準が曖昧なのです。
もちろん表示している生産者さんは、きちんと禁止されてる農薬を使わずに栽培されていると思いますし、種まきや苗の植え付け以前から農薬を使っていない、周囲からの飛来や流入も防いでいる生産者さんもいます。
次に 減農薬栽培とは…
栽培期間中、農薬の使用回数を従来より削減して栽培すること
しかし、削減の比較となる農薬が不明確だったり、削減割合が不明確だったり…慣行栽培のものよりは安全なイメージがありますが、曖昧な表示なのです。
ちなみに減農薬栽培という表示を農林水産省は認めていません。
どちらも曖昧でわかりにくいため、農林水産省が2001年に“特別栽培農産物の表示に関わるガイドライン” を定めました。
特別栽培農産物 とは…(特別栽培農産物の表示に関わるガイドラインより)
その農産物が生産された地域の慣行レベルに比べて、
節減対象農薬の使用回数が50%以下
化学肥料の窒素成分量が50%以下で栽培された農産物のこと
この慣行レベル(慣行栽培)とは…
一般に行われている栽培方法で、農薬や化学肥料を使用して栽培することです。
つまり、特別栽培農産物とは
その地域の一般的な農薬使用回数より半分以下の回数
肥料も窒素成分を半分以下の量
で栽培した農産物のことです。
それぞれの地域で土壌や気候などの環境が異なるため、慣行レベル自体も異なります。
あくまで地域の慣行レベルが基準となるため、全く同じ使用量にはならないのですが、与えられた環境で生産者さんが環境に配慮しながら栽培されている証のひとつです。
栽培期間中農薬不使用で栽培も、特別栽培も生産者さんの想いや苦労・努力があってできている栽培法です。
表示だけではわかり切れない想いがあるので、判断基準のひとつとして正しく理解してもらいたいので2回にわたって書いてみました。
野菜・果物の力をかりて今日も元気に♪
心を豊かにお過ごしください(*'▽')ノ
有機栽培って?
有機栽培、無農薬栽培、減農薬栽培、特別栽培など農産物の栽培方法を伝える言葉
もちろん聞いたことはあると思いますが、それぞれ正しく知ってほしいので…
今回は、有機栽培 について書いてみます。
有機栽培とは…
農林水産省の定める「有機JAS規格」の条件をクリアしている栽培のこと
有機JAS規格の一部を簡単に紹介すると...
・種まきや苗の植え付けをする2年(多年生植物の場合は3年)以上前から、土に “使用禁止資材(肥料・土壌改良材・農薬)”を使っていないこと
・栽培期間中も “使用禁止資材(肥料・土壌改良材・農薬)”を使っていないこと
・周辺から“使用禁止資材(肥料・土壌改良材・農薬)”が飛来、流入するのを防ぐこと
・使用する肥料や農薬は、天然物質または化学的処理をしていない天然物質に由来するものであること
・遺伝子組み換えの種や苗を使用していないこと
そしてこの認定をとるためには、書類審査と実地審査の両方を受けます。
両方の審査が通って初めて有機JASマークを付けることができ、“有機農産物”として販売ができます。
※農林水産省ホームページより引用
農薬を使用せずに、病害虫を防ぐのは手間とコストがかかる上、
栽培期間中の畑にはもちろんのこと、植え付け前からが対象になることや
周囲からの流入にも気を付けなければならないこと、
認定後も生産者自身が生産記録を作成し続け、毎年調査が行われるなど
有機栽培の認定を受けるのは、大変な苦労があるようです。
有機JAS認定を取っていなくても、有機栽培とほぼ同じ栽培法をしている生産者さんもいますし、認定をとる時間やコストを野菜にかけるので精一杯な生産者さんもいます。
表示だけではわかり切れないことがたっくさんあります!
表示もひとつの目安として、
生産者さんの想いや詳しい栽培方法を聞ける機会が増えていくといいなと思います。
野菜・果物の力をかりて今日も元気に♪
心を豊かにお過ごしください(*'▽')ノ
こんな菜花も🌸
前のブログにも書きましたが、菜花はアブラナ科野菜の芽花の総称なので、
アブラナ科野菜の数だけ菜花があるわけですが...
今年はたくさんの菜花と出逢えてます!
菜花好きとしては、幸せすぎるスタートです❤
今回、出逢えたのがこのふたつ
【白菜菜花】
菜花の中でも1番あっさり!さっぱり!としている白菜菜花
白菜は漬け物が美味しい!ということで、この白菜菜花も浅漬けに。
塩もみして、昆布と共に漬け込みました。
菜花は火を通して食べる。概念が覆された...
生でも美味しくいただける菜花でした。
【ケール菜花】
ケールはキャベツの原種。
茎も葉っぱもしっかりとしていて、花も野生感が強い!
ケール同様苦味があるのかなと恐る恐るたべましたが、噛めば噛むほど甘味を感じれて、花も食べごたえあって、美味しい!
豚バラで巻いて、塩コショウでシンプルに
なんだか花束💐みたいで可愛い!
野菜って本当にかわいい♡
旬の野菜は、必要な栄養を身体に与えてくれるので、出逢えたら積極的にいただいています♪
野菜・果物の力をかりて今日も元気に♪ 心を豊かにお過ごしください(*'▽')ノ
春野菜の栄養🌱
2回続けて紹介しましたいろいろな菜花🌸
春野菜は見た目も可愛らしくていいですね(*´ー`*)
今の時期しか出回らないので積極的に食べて欲しいです!
さて、今回は少し栄養のお話をしようとおもいます。
旬のものは身体にとっても必要な栄養素、エネルギーを持っています。
1年のスタートの春!
動物は冬眠から目覚めて活動を始めるものがいたり、人間も新生活が始まったりと活動的になる季節です。気持ちも晴れやかになります♪
身体は、冬の寒さの影響から内臓の動きが悪くなったり、新陳代謝も落ちてしまっています。
どんなに気を付けていても冬は老廃物や毒素が溜まりやすい季節だそうです。
春から元気に過ごすためには、この溜まった老廃物をまずは上手に出してあげることが大切!
植物も春は、芽吹きの季節です。寒い冬をじっと耐えた種や樹から、ぐぐぐっと芽を出します。
このエネルギーはすごいです!
生命力の強さを感じますΣ(・ω・ノ)ノ!
さらに植物にとっては、力強く芽吹いて「さぁこれから咲くぞー!」って時に、鳥や虫に食べられては困ります。
植物が持つ苦みやえぐみなどのアクは、本来は植物が鳥や虫から守るために作り出しているものなのです。
春野菜や山菜、筍は特にアクが強いです。
上手に食べないと山菜や筍などのえぐみは人間にもつらいものがありますが、このアクは、春の人間の身体には必要になってきます。
菜花を始めとする春野菜や、山菜などがもつ苦みや強い香りは「植物性のアルカノイド」です。
植物性のアルカノイドは、腎臓の濾過機能をあげて体内のデトックスを助けてくれるそうです。
菜花や山菜の他にもウド、アスパラガスなどに含まれています。
春の芽吹きのエネルギーももらえるので、是非この時期は芽のもの積極的に摂って
エネルギッシュに!体内をキレイに!スタートしてほしいと思います。
野菜・果物の力をかりて今日も元気に♪心を豊かにお過ごしください(*'▽')ノ