♡三重に到着してからの私(1日目)
そわそわして、早く目が覚めたりしたけど恐怖みたいな緊張はなか った。
新幹線の中で、講座の予習をしようと本を開いたけど読めず... やーめたー。
なにをするわけでもなく、桑名駅についた。
私、人見知りなの。
会ったらまず、自分の前にバリアを貼って相手を探ります。
改札を出たら、お迎えに来てくれてた花さん(仮名)が居た。
なんか、わぁーーーって駆け寄りたくなって、こんにちは!元気に 声をかけてた私。(誰なの。笑)
初めて会うのに、なんだこの落ち着く感じは。
車内でも、話がとまらない♪ 花さんに話している自分の声さえも心 地よく感じてきて、着くまでずぅーーーーっと話してた。
(誰なのー。笑)
今回のイベント会場 ヒカリハウスに到着。
「ただいまーーー!!」って入った(誰なのぉーーーー。笑)
私、自分の家以外では、きちんと座って礼儀正しくできる子です。
遠慮ぎみに存在します。
でも、ごろーーーーんってしたくなってしまった。
この空気 心地よ い。
寝転んで見上げる天井、好きっ
窓から見える景色、たまらない絶景
あぁ、なつかしいー。
身体が、染み込んでいくーー。
ただいまぁー。ただいま。
その時は、まだ
三重ってすごいなぁー。
三重の人ってやさしいんだなぁー。
だからこんな私でも、安らいでしまうのね。って思ってた。
今思うと、自分の枠、レールがパラパラ崩壊してたんだな。
…
私、頭がいいね。賢いね。礼儀正しいね。えらいね。って育てられ たんです。
(親はそうは言ってなかったと思うけど、私はそう受け取っていた んです)
そこが自分の長所なんだと思ってたんです。
私は、いかに頭を使い、自分の身体を使い倒して、
完璧に期待に応 えるか。
これこそが素晴らしい!
私の存在価値だと思ってたんです。
だから、思考を止められない。
思考が心を支配して、私の本音は私すら知らない。聞こえない。聞 こえても、そんなはずないでしょ。と思考で止めてた。
感じたままに生きるなんて、恐ろしーーー!
今までも何度も何度も、私の枠にヒビが入ることは、あった。
あれ、もしかしたら...
いやいや!ダメダメ!!
ヒビを頑丈に修復!おーーあぶねー。(;'∀')
ってやってたなぁー。
今となってはウケる!かわいいな、私。笑
三重では、ヒビを修復!をしないでみた。
だってね、この枠の崩壊を喜ぶ
すみえ先生とえみちゃんがいるんだもん。
先生のセッションを受けに行った初日に、
一緒に何かできたらいいね♪
と屈託のない笑顔と本音で、私の心にすーーーっと入ってきた人。
えみちゃんは、以前の職場で出逢った友達。
始めは遠くから、私の枠を壊してくれてたけど
(話すと気づかさせること多いなぁって程度に)
ここのところは、私の枠が壊れるくらいの強く暖かい風を
容赦せずに吹かせまくってくれる人。
このふたりの存在は、三重で過ごす1日目までは 恐怖に感じることもあった。
ふたりに会った次の日は寝込むこともあった。笑
でも、信じて待ち続けてくれた ふたり
ヒカリハウスのオーナー 花さんは、ただ居てくれるだけで安心する存在。
初めて会ったこの日から、花さんの近くが1番落ち着く。
1日目はフリーだったので、近くの公園に行ったり
畑を見せてもらったりして過ごした。
料理のことでずっと連絡を取り合っていた理子さん(仮名)が
お昼にサンドイッチとパンとコーヒーを用意してくれていた。
この時は会ってなかったけど、繊細な優しい人なんだろうと食べながら思った。
食べ物って作った人の、愛がやっぱり伝わるんだとこの時に再確認した。
美味しいってより、優しい、かわいいに近いかんじ?言葉でうまく表現できない。
翌日の料理で使う食材たちを三重のみんなが集めてくれていて、キッチンに立つと心がいっぱいになった。
もぉ…すでに泣きそう。
私は、この気持ち、料理でまわそう。
返そうというより、そう、まわそうって感じた。
食材ひとつひとつが愛おしくて、匂ったり、撫でたり、眺めたりしながら重ね煮を作った。
重ね煮は、野菜や食材がもつ陰や陽のエネルギーを中庸バランスに整えたが料理法。
だけど、今回作ってて感じた。
その土地にある愛、野菜を作ってくれた人の愛、もち寄ってくれた人の愛、集まってくれたみんなの愛、そして私の愛…たっくさんの愛が調和する料理。
だから唯一無二。
その日、その場所でしか作れない。
私が作った料理じゃなくて、みんなで作った料理。
作ると心が満たさせる。
落ち着く。こころが穏やかになる…。
つづく